金色のコルダ3感想

初回は天宮ルート主で律同時並行、その後メインの星奏学院メンバーなどなどをクリアして、暫く寝かせてしまった作品。
プレイしたのは3DS版です。
PSPのギュルギュル音に悩まされなかったので、3DS版フルボイスSpecialでプレイできたのは結果的に良かったです。
無印版から追加要素もちまちまとあったようで、結果的に得した気分。
(操作性はPSP版で十分練ってあったのか、あまりタッチパネルでプレイする必要を感じませんでした)

間が空くと乙女ゲーム耐性が落ちるのか何なのか、神南面子の推しっぷりにはきゅんきゅんしてしまいました。
いやー、少女漫画読んでてときめくときってこんなだよねってくらい冥加と土岐にはやられてしまったなぁ…。
周回プレイがやっぱり結構苦しくて、後半は難易度やさしいスタートにしてガンガンプレゼント&リボン&デジタルチューナーを使って豪遊プレイしてしまったので、結果としてさくさくプレイで済んでしまいました。

終盤、冥加+八木沢+火積狙いで進めてましたが冥加だけあと好感度が10足らず攻略失敗してしまった周回があり(気づいたのもちょっと遅く、データが残っていなかった)、翌回で神南+冥加で攻略しましたが、こっちのほうが序盤冥加の好感度稼ぎに集中できてよかったかなぁ。

キャラクター的には、天宮がずっとずっと好きでした。
冥加+神南も結局天宮攻略同時並行してしまった。
ああいうアンバランスなキャラクターが好きで好きで。
雨の中待っている主人公に「僕を許してくれなくてもいい どんなに怒ってもいいから… 僕を…嫌いにならないで」。

これなーこれだよなー。
王道的展開なんだけど、主人公への感情の変化がこの辺から感じられていいです。
最初は「恋」っていう形を求めていたのだけど、だんだんと「彼女には嫌われたくない」という中身が伴ってくる感じとか。
基本的に人間的感情が希薄なキャラなのだけど、知らず知らずのうちにそれが芽生えてくる感じとか。
天宮の急激な変化が感じられるこの辺のイベントは、すごーく好きです。

音楽のために恋を始めたのに、音楽よりも恋を選ぶようになったあたりとか王道だなぁと感じます。
乙女ゲームはベタな展開があってなんぼではないでしょうか。
私は金色のコルダ3やってよかったなぁと思えました。

(最初は「マエストロフィールド」とか技ばんばん出すテニプリ的コンサートなのかとか思っていたし火積と冥加の見た目なんとかならんのかとか思ってましたし今でも思うのですが、適度に簡単で遊びやすく調整されているのがうまいなぁと思います)

たまに金色のコルダ初代並の難易度もやりたいなぁと思いますが。
あれは攻略本必須だったなぁ…曲の解釈の選択肢がとにかく難しかった。
時間調整して二回練習できるぎりぎりとかに調整するのとか好きでしたが笑。