酩酊状態

最近読んでいる「BASEMENT-TIMES」のRADWIMPSについての記事で、

 

RADWIMPSの歌詞は恋愛でベロベロに酔っぱらった状態で書かれているからすごい

 

というものがある。

基本的にこの記事で言われていることに大賛成で、さらにいうと私は現状酩酊状態であるなぁと自身について思う。

8年ぶりに彼氏ができたのだ。

 

「気楽な付き合いが私たちらしいね」

などと表面上いうけれど、そもそも気楽な付き合いってなんだよって話で、まだ付き合い始めて1か月ちょっとなのも相まってどう考えても自分は今恋愛での酩酊状態なのだ。

会えたらくそほどうれしいし、話していられることが幸福だし、けどその時間がうれしすぎて話しすぎて自分でなんの話をしているかわからず上滑りしているなと感じるほどなのだ。

 

おとといは天皇誕生日で、昨日はクリスマスイブで、おとといから昨日にかけて彼の家に泊まってきた。

状況は完全なるリア充

 

しかしその実は、「共通の友人二人も一緒で4人で夜な夜な遊ぶ会」を過ごした週末で、全く恋人らしいことはしていない。

それでいいと直前まで思っていたんだよ。

しかしながら日曜友人たちと3人で帰るときになって、「ああこれでさよならなんだなぁ」と思うと途端にそわそわしてきて、急に日曜このままカラオケでも遊びに行かないと彼氏に提案し、

「風邪ひいてるからカラオケはなぁ」

などの返答を受けそりゃそうだよなぁなんで気づかないんだよと思う羽目になる始末。

予想されうる状況に対して、自分がどんな感情を抱くか事前に予想しておけばよいものを、その場での感情の揺れ動きが激しすぎて大変考えが浅くなってしまうのはいただけない。

 

彼氏はとてもできた人間で。

私の動揺とかそういうものに、優しく見解を述べてくれる人なので。

そのあと駅について、友人たちと別れて先ほどの急な提案について謝ったところ

「よくよく考えると、カラオケは体調的に厳しいけど、ご飯を一緒に食べるとか、もう少しのすに家にいてもらうとか、そういう案もあったなぁと」

と優しく対応してくれた。

カラオケは方便であって、別にカラオケでなくてもよく、あなたと一緒にいたかったのが上手に伝えられなかったの、これからご飯食べて帰る、というと、

「今から出る?」

と提案。

 

結局体調があまりよろしくないのに、ご飯を外で一緒に食べることに。

私はうれしかったのだ。

私はうれしかったけど、ご足労いただくなんて申し訳なかった。

私はうれしかったけど、迷惑に彼が思っていたらと不安だった。

(それは彼への不信でもある)

 

彼が待ち合わせ場所までくる間(1時間弱)ぐるぐると考えてしまい、結局

「ありがとうー」

と言いながら(そもそも今から出る?のLINEを見た段階から)

泣いてしまった。

 

十中八九酩酊じゃん。

笑ってありがとう言ったほうが向こうもうれしいことをわかっていないわけではなかったのにクソか。

 

一応言い訳がいろいろあって、そもそも泊まりの遊びが深夜~早朝まで続き寝たのが4時で、眠ったのが実質3時間ほどで、朝食はシフォンケーキとカロリーも不足しており。

生理前で。

師走という街の雰囲気の変化に妙に敏感だったようで。

あと彼が風邪をおして出かけてきてくれたことへのうれしさと申し訳なさとで頭がぐっちゃぐっちゃだったから。

 

なんかもう一か月ちょっとでこんなで、どう考えてもこの先しりすぼみになっていくに決まっている。

愛想をつかされる前に早く酩酊から素面に戻らなくちゃ。

 

次に会えるのはいつだろう。